2008年05月17日

のび太は悪口を言ってるだけではジャイアンに勝てない

しnさん

私はピーナツさんのような意見を聞くと、広い世界を見ようとしない、視野の狭い人だなあと思います

我輩はしnさんのような意見を聞くと、目の前の現実を見ようとしない、視野が広すぎて焦点が合わない人だなあと思う。

以前どこかで子供の言い訳と言う例を出したが、同じことを説明するのに、ここでは仮に万引きをして捕まった人がいるとしよう。そしてこの人は捕まった後、こう叫ぶのだ。

「オレの知り合いのXXが先週函館で万引きしたぞ。オレを捕まえるならあいつも捕まえろ。それこそ平等というものだ。それからYYは三日前名古屋空き巣をしたぞ。オレを捕まえる前にあいつを捕まえろ。そうそう、昨日はZZが博多で強盗をやりやがった。あいつを捕まえてからオレを捕まえろ。万引きより強盗の方がひどいだろ。」

しnさんは、そうだ!強盗の方が万引きよりひどい(チベット人の方が日本の浮浪者より悲惨だというのと同じ形式)!だから目の前の小さな万引きよりも、遠くの強盗犯をまず捕まえろ!とこの万引き犯の主張に賛成するのだろうか。

そしてピーナツさんはただ単に具体的な例の一つとして浮浪者を取り上げたに過ぎない。それなのに、その例にくってかかるのでは「視野の狭い人だ」と判断されてしまうぞ。目の前に重い荷物をえっちらおっちら運んでいる老人がいたら手を差し伸べよう、電車で赤ん坊を抱いている人を見かけたら席を譲ろう、時間がある時に献血車を見かけたら献血しよう、つまりは身近なことから始めよう、できもしない遠くのことからではなくという意見なのだ。

なんだか自分の力を過信している人が多いが、我々は長野という自分の土俵でさえ中国に敵わない役立たずだということを思い出そう。

のび太とジャイアンのオハナシを読む
posted by 楼主 at 10:06 | Comment(11) | TrackBack(0) | 嗚呼日本

2008年05月16日

日本の救援隊が世界に先駆けて四川入り

昨日知り合いに郵便局に用があるから連れて行けと言われ連れて行った。郵便局にはよれよれの洋服を大量に持ち込んでる人がたくさんいたので、何事かと聞いてみると、震災地に寄付するためだという。なるほど郵便局の窓口には募金受付の口座と口座番号がいくつか貼り付けられている。

ふと窓口に目をやると、なんだか汚らしい格好をしたおばさんがそこに並んでる人たちに何やら頭を下げてお願いをしていた。ただ誰にも相手にされていなかったので乞食の新しいパフォーマンスかと思いつつも、おばさんが手に申込用紙のようなものをもっていたので不思議に思い、どうしたのだと聞いてみた。

以下がその対話だ。おばさんを「ば」、我輩を「楼」とする。

ば:振り込みがしたいんだよ。
楼:ふむ。それで?
ば:でも字が書けなくてねえ。
楼:なるほど。では我輩が書いて差し上げよう。
ば:(恥ずかしそうに)字が書けないのは本当に難儀だよ。これは前回振り込んだ時の領収書で、この領収書にあるとおりに書いておくれな。
楼:ところで受取人の住所は四川省だが、地震の影響はないのか?
ば:おかげさまで無事だったよ。
楼:そうか。それで振り込む金額はいくらだ?
ば:600元だよ。
楼:それじゃここには700元と書いておく。
と百元札を一枚だけ渡した。中国には文盲がそこらじゅうにいるし、アルファベットが書けない人を合わせればもうものすごい数になる。

そして夜テレビニュースを見ていると、上海のあちこちでやっている募金の現場が映し出され、そのうちの一幕に「外国人も温かい心を贈ってくれました」というのがあり、日本人が募金している姿が映し出された。ちなみに上海だけでほぼ一億元の募金が集まったそうだ。日本円にしてざっと15億円となる。

さて、長々と書いてしまい、また読者さんに叱られそうなのでさっさと終わりにしよう。今回は掲示板からではなく、このニュースを紹介する。
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posted by 楼主 at 09:20 | Comment(10) | TrackBack(0) | 嗚呼日本

2008年05月15日

四川大地震の現場

今まさにラジオ地震のことを話しているが、内容は日本が震災にどのように対応しているかということだ。そのうちの一言を訳すと「日本は地震に対しての経験が豊富で、我々には学ぶべきことがたくさんある」ということだった。普段は反日に流れる中国メディアも、学ぶべきことは学ぶという当然のことができている。

さて、優しい心をもった読者さんからのリクエストなので、現場の写真が紹介されている掲示板を紹介しよう。

ここにはメディアがまだ入っていない頃の現場の写真が紹介されている。

そして同じ人がここに続報としてさらに写真を紹介している。

あえて翻訳はせず、写真をここに貼りつけることもしないが、震災地の現場をご覧いただきたい。
posted by 楼主 at 11:49 | Comment(10) | TrackBack(0) | その他の地域

民主主義というイデオロギー

このブログで我輩は散々漢人をバカにしてきたが、その理由の一つにイデオロギーというものがある。こいつにとりつかれると、漢人ばかりでなく人間なら誰でも暴走し始める。しかし別に共産主義だけがイデオロギーではない。民主主義もその一つだ。しかしなぜかこれを絶対の正義だと勘違いしている人がいる。そして民主化運動を神聖なる戦いか何かのように思いこんでいる。

Wikipediaにある民主主義の項目にこう書いてある。

民主主義は個人の人権である自由・平等・参政権などを重視し、多数決を原則として意思を決定することにより、人民による支配を実現する政治思想である。

そもそも民主主義でいう平等というのは、神という絶対存在があり、それを軸にした平等だということのはずだ。我が国の伝統とは相いれない借り物の思想を、顔を真っ赤にして、これが正義なのだと叫びつつ、中国に無理やり押し付ける意図がわからない。余計なお世話とはまさにこのことだ。

中共(中国共産党の一党独裁によって支配された国家)に学ぶことなど一切ないとおっしゃるkouさんは、神の存在に感謝、もとい紙の存在に感謝しておられるが、その当時の中国は皇帝の独裁によって支配されていたわけだ。皇帝の独裁によって支配された国に学ぶのはいいが、中国共産党の独裁によって支配された国に学ぶことはないというのでは意味がわからない。

そもそも国家というのはそれ自体で存在するわけではなく、そこにいる人々によって作られているのだ。人々の知恵の結晶と言ってもいい。もちろんその結晶の形に対して好き嫌いがあるのは当然だが、それを無理やり変えようとするのはいかがなものだろう。

もちろん我が国で民主主義がバラ色の社会を生み出しているというならそれもよかろう。我輩は沖縄に行ったことがないが、ひょっとすると日本の一部となった沖縄は民主主義のおかげで申し分のない素晴らしい社会になっているのかもしれない。もしそうなら中国の民主化運動を応援する気持ちもわかる。もしそうでないなら、なぜ応援するのか理解できない。自分が苦労してるからお前らも同じように苦労しろということなのだろうか。
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posted by 楼主 at 10:46 | Comment(12) | TrackBack(0) | 嗚呼日本

2008年05月14日

日本人はとてもバランスを取りたがる、公平でありたがる民族?

kouさん、内政干渉は止めたまえに書いた

昔ある偉い人が「オラは何にも知らねえ。知ってることはオラが何にも知らねえということだけだべさ」というようなことを言ったという。さらに別の偉い人は「別の人と一緒にいりゃ、何かしら見習うべきものがあるものなんだべさ」というようなことを言ったらしい。

というのがそれぞれ誰のことかおわかりだろうか。前者はソクラテスで、後者は孔子のことだ。無知の知という言葉はご存じだろう。

我輩が書いた

中国共産党の支配を歓迎しているチベット人やウイグル人がいることをお忘れなく。

に対して

私は聞いたこともありません

というのは、これらの偉人に比べて傲慢だとおもえないだろうか。日常生活でよく使われる中国語に「不知道不代表不存在」というのがある。「あんたが知らないからと言ってそれが存在していないとは言えないだべさ」という意味だ。

我輩はチベットにも新疆にも行ったことがなく、話したことがあるチベット人とウイグル人は両方合わせて20人にも満たない。しかしその中にさえ中国共産党の支配を歓迎している人がいたし、一方で中国共産党の支配を歓迎していない漢人もたくさんいる。

想像力を働かせてほしい。中国共産党の支配を歓迎するチベット人、中国共産党の支配を歓迎しない漢人、沖縄が日本の一部でよかったと感じている沖縄人、沖縄独立を支持する四国人はそれぞれどのような立場にいるかを。

我々日本人が一人一人自分の考えをもっているのと同じように、中国人にもさまざまな考えをもった人がいるのだ。その事実を無視して

中共に〜一切学ぶことなどありませんし、学ぶべきではないと思います。

などというのは全く中国人を侮辱するものだ。我輩も散々漢人を侮辱してきたのであまり大きな声では言えないが。
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posted by 楼主 at 10:45 | Comment(18) | TrackBack(0) | 嗚呼日本

2008年05月13日

遠い外国の弱者の人権を喚く輩

我が国でにわかに盛り上がっているチベット擁護という怪しげな雰囲気に対する違和感を、ぴーなつさんが短くまとめてくれた。

遠い外国の弱者の人権を喚く輩が、同じ国に住む貧乏なホームレスは蔑む。全く以て偽善としか言い様がない。


まずKさんの疑問にお答えしよう。我々にとって頭ごなしに中国を押さえつけることが可能だった時期はもう去ったということだ。poreporeさんが仰る

直球でだめなら、変化球に切り替えればいい

つまり我々が中国から習ったコンセプトである「柔を以て剛に克つ」を実践すべきだ。「銃を以て剛に克つ」ではないぞ。そんなものは核兵器で吹っ飛ばされるだけだ。

雪さん

何で日本がお隣の国の中国のチベット問題に関心を持つかと言えば極めて単純な話で、「日本の明日」だからですよ。

ぜひ長野ではっきりした力関係:中国>日本を読んでいただきたい。

数年後に「あの時、中国に反対するべきだった・・・」と後悔する日本人の姿が目に浮かびますな

という考え自体には同意するが、それをすべきだった時代はもう過ぎてしまったというのが我輩の意見だ。「あの時」というのは北京オリンピックを目の前にした現在ではなく、1989年のことだ。いまさらそれをやられても我が国は南宋の二の舞になるだけだ。

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posted by 楼主 at 10:10 | Comment(12) | TrackBack(0) | 嗚呼日本

2008年05月12日

内政干渉は止めたまえ

昔ある偉い人が「オラは何にも知らねえ。知ってることはオラが何にも知らねえということだけだべさ」というようなことを言ったという。さらに別の偉い人は「別の人と一緒にいりゃ、何かしら見習うべきものがあるものなんだべさ」というようなことを言ったらしい。

よくよく考えてみると、我輩にとって見習うべきところが何もないというような人に出会ったことがない。すばらしいことだ。

ところがkouさんは

中共に〜一切学ぶことなどありませんし、学ぶべきではないと思います。

と仰る。昔々、韓国がまだ反共というイデオロギーに取りつかれていた頃、当時お世話になっていたソウルの下宿のおばさんと話をしていて「中共」という言葉が出てきたのを思い出した。中国で「中共」というのは「中国共産党」のことだが、あの韓国のおばさんは「共産主義野郎どもの中国」という意味で使っていた。kouさんがどちらの意味で使っているのかはわからないが、いずれにせよ7000万あるいは10数億の人によって形成されている集団を指している。

これほどの大きな集団に学ぶことなどないと仰るkouさんは、我輩からすると神様のような存在だ。これほどの人が我輩のブログに書き込んでくれるのは光栄だが、そんなことよりも、ぜひその能力を生かして、経済的にもモラル的にも廃れつつある我が国を救っていただきたい。

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posted by 楼主 at 11:21 | Comment(22) | TrackBack(0) | 嗚呼日本