2008年06月18日

漢人は漢人

尖閣緊迫 日台当局が交渉 「衝突回避せよ」

関係筋によると、抗議船が日本領海に侵入した直後の同日午前6時ごろ、日本の在台代表機関に相当する交流協会の池田維代表が欧外相に電話をかけた。「これ以上の(魚釣島への)接近があれば、厳正な対応をせざるを得ない」と警告し、日本領海の外に出るよう強く申し入れた。

とあった。この部分だけを見ると悪くない対応だ。

しかしその後の台湾での成り行きをみると、駐日大使ともいうべき許世楷が召喚され、在留邦人に異例の注意喚起=尖閣問題で対日感情悪化−台湾にあるように

文書は「現在、台湾内で反日の機運がこれまでになく高まっており、台湾で生活する日本人の皆様の安全を脅かす可能性があります」と注意喚起。その上で、(1)政治的な集会に興味本位で参加しない(2)公共空間で政治的な会話・議論をすることを避ける(3)就学中の学生・生徒は可能な限り複数で行動する(4)会社・家庭で非常時に対する準備をしておく−を注意点に挙げている。 

とまで悪化している。

我が国は言葉を濁しつつも、台湾が中国に呑み込まれないよう応援してきた。ところが台湾人を代表する台湾政府は、国民党が共産党との仲を取り戻したから、もう日本は利用価値がなくなったと言わんばかりの行動をとっている。漢人は歴史上このように恩を仇で返すことを数え切れないほど繰り返してきたのだから、台湾人だけは違うといわんばかりの日本人も目を覚ますがよい。

日本で最も秀逸なウェブサイトの一つである田中宇の国際ニュース解説にある国父の深謀を読んでいただきたい。この結論が正しい正しくないは別として、国際社会に関する分析力をもち、しかもそれを公にしている人が我が国にいることを感謝しよう。この中に

今年3月の選挙で、馬英九が、民進党の謝長廷を破って勝利し、政権が再び国民党の手に戻ることが決まった後、李登輝は、要請を受けて馬英九新政権の政策顧問に就任することになった。馬英九は5月20日、総統に就任した。

とあるように、本省人だから云々とか外省人だから云々とか台湾人だから云々などという平和ボケした考えは止めるにしかずだ。漢人はしたたかなのだ。茶さんのように

しかし台湾って結構強かですね。爪の垢を煎じて飲みたいくらいです。

と認識することが肝要だ。

poreporeさんの

反中国派の方々が何と言おうと、この馬英丸という指導者の主張は、極めて現実主義に立脚しており、指導者としての本来の役割である、国民の生活水準の向上を掲げ、台湾に残された選択肢から最善の道を探る姿勢は評価に値すると思います。

という御意見に同意する。我輩が仮に日本人でなく台湾人だったら、こんなに頼りがいのある大統領は見当たらない。

私は英語を解するのですが、英語のできる方々と会話をして分かったのが、彼ら台湾人は日本人に比べ、より論理的で実利を取り、そして商売魂旺盛で、彼らの価値観は日本人よりも、知り合いの中国人留学生に近かったというのが私の率直な感想です。

素晴らしい洞察力だ。我輩などは漢人社会にどっぷりとはまっているせいで、往々にして木を見て森を見ずということが多いが、poreporeさんは一歩引いたところから、あるいは高いところから、対象をとらえている。poreporeさんが一度の旅行で達した結論に、我輩は漢人社会に二十年も暮らしてきてようやく達することができた。我輩の言葉でいえば、漢人は漢人だといことだ。イデオロギーから離れた状況で、個々の人間を見れば、韓国人の方がよほど日本人に近い。

金美齢という人が書いた本は読んだことがないが、poreporeさんが書いてくれた

激動する世界の道に迷ってしまった人間にとって、それこそ感動や民族意識をを鼓舞する展開には自身と勇気を与えてくれることでしょう。しかし、同時にこういう展開には大麻と同じく注視する必要があります。たいした根拠もなく日本を持ち上げ、何故か台湾人と価値観の共通点を強調し、挙句に「台湾防衛を死守しなければならない」とする主張には情報操作の危険性が幾分にも散見されます。

という素晴らしい書評だけでもう充分だ。読解力のない人は恐らくいい気分で持ちあげられ、言いように振り回されることだろう。これが漢人の典型的なやり方で、李登輝ファンが我が国に多いことも同じベクトル上にある。

香港のある会社に乗っ取られた日本の会社をいくつか知っているが、その戦術は大まかにいって、Kさんの

『日本はアジアに嫌われている』という宣伝が花盛りだった頃から、日本を擁護し、日本人を励まし続けてきたことに感謝するのがそんなにおかしいことだとは思いません。

というような心情に付け込むものだ。Kさんは気をつけた方がいい。なにしろ最後には落ち目の会社を「買ってもらった」と感謝してる始末で、その会社に落ち目にされたことにすら気づいていないのだから。

それらの「買ってもらった」会社は、日本企業のふりをしつつ、今は順調に成長していることも書いておこう。





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posted by 楼主 at 11:22 | Comment(24) | TrackBack(0) | 嗚呼日本
この記事へのコメント
漢人より韓国人のほうがまし?
冗談でしょ。悪趣味もほどほどにしてもらいたい。
今までの経緯を無視して
目の前の損得で行動するのが韓国人。
漢人よりもそれは特化している。

あと、なんで日本に台湾をよく思わせようとする
のが中国の策略なんですか?

今のように台湾と日本を切り離すほうが中国の
目的でしょうに。平和ボケというなら楼主さんの
ほうが漢人ボケじゃないですかね。

日本にとって台湾は、シーレーンの要衝で
そこを抑えられると、日本大使館
破壊のような嫌がらせをシーレーンの封鎖に置き換えられ政治的に対抗不可能になるんですよ?
それを打破する戦力を整えるのは一朝一夕では
出来ないことぐらいはわかるでしょ?

こちらのサイトでは台湾について別の見解を
しているので見てみたらどうでしょう。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-406.html

しかしこんな分かりやすい離間工作に乗ってしまうとは‥。日本のすることは前よりも台湾重視を
して日本側に引き寄せることでしょう?
中国はこの件で台湾同胞、いっしょに尖閣防衛って台湾取り込みに動いてます。これを見ても
明らかだと思いますが。
Posted by 影丸 at 2008年06月18日 13:14
私も前回のエントリーで、国民党は本省人だらけであり、国民党に投票した人の大部分も本省人であり、副総統も漁民も本省人である・・と書きました。
これは、日本人が台湾に対して「勝手な幻想や偏見」を持たぬよう「台湾を冷静に分析せよ」というつもりで書いたものです。(ですが、やはり、各種アンケート調査によると台湾は反日ではありません。)

一方で“漢人”(台湾人)も、日台関係の本格的な悪化は望んでいないようで、「台湾が反日だと思われること」に抵抗感があるようです。

「日本の交流協会が在台日本人に「謹慎」を呼びかけたため、観光客がアッサリと頭を下げて謝罪。」 ↓

日交流協會籲在台日人謹慎 觀光客阿莎力鞠躬道歉
http://www.nownews.com/2008/06/17/301-2291022.htm

日本や台湾の掲示板でも、離間目的の「煽り」があるようで、「大陸人や韓国人は消えうせろ!台湾に来るな!」というような書き込みが散見されます。
Posted by 猫的眼睛 at 2008年06月18日 13:27
まぁ韓国人云々は置いといて。

日本としては何も出来ないよね、台湾は国じゃないんだから(台湾政府自体が国か否かを使い分けている故明確になっていない)
国じゃなければ領土問題は発生しないし、領土に関する話し合いなんぞ出来ない。

というか最近の中台接近のキナ臭い動きは、サブプライム問題などで鈍化するアメリカ経済よりも中国経済にシフトするとする動きが顕在化したもののような気が。
それに警戒感を抱く反中勢力を領土問題というナショナリズムを煽る材料と日本を槍玉に挙げて抑えようとしているように見えるのですよ。
どちらにしても日本は本件で何もする事が無いし、茶番だとすれば尚更付き合う必要は無いわけで。

「ふーん」で済ませておけば良いと思いますけどね。
おっと、今の総理は「ふふん♪」でしたっけ。
Posted by ぽー at 2008年06月18日 16:17
田中宇氏は確かに秀逸なジャーナリストですよね。3月の週刊アスキーの対談では内容が面白すぎて吹き出してしまいましたよw
Posted by NOROH at 2008年06月18日 16:40
紹介されていた田中宇の国際ニュース解説、見てみました。面白い文もありました、ありがとうございます。
ただ、最近の"アメリカはイラク戦争を通じて意図的に自滅している"という陰謀論が、断定的に語られているのに違和感が。世界一の人材が失敗するはずが無いのだから意図的に失敗しているのだという思い込みが酷いです。
正直言って、楼主様の記事のほうが自分は好きですね。
Posted by rou at 2008年06月18日 18:53
韓国人と中国人、どっちが日本人に近いかってのは個人的に興味があります。中国はしたたかで食えない相手って印象がありますけど、なんか韓国はファビョってるだけのウリナラマンセーとしか思えないw
Posted by tombo at 2008年06月18日 19:20
馬は、どーやら話合い解決を望んでいるようです。


領土問題を中国抜きで話しあおうと言うわけで。

中国と日本は試される番ですなぁ。

一つの中国論からすれば、面白い展開かと。


それはそうと、馬総統就任式に米国が約150名、日本が約80名だったかな?出席してましたが、この時何か話しあったんでしょうかね?

今回の件で日本側が静か過ぎるのがなんとも引っかかります。
Posted by にゃ at 2008年06月18日 19:34
李登輝さんや金美齢さんを”漢人”と呼ぶのが妥当かどうか、わかりませんが。

彼ら親日言論人の言動を漢人の篭絡テクニックと切り捨てるのはいかがでしょうか?

「親日言論人は日本人を騙しているんだ」
「外省人は本省人を騙しているんだ」

どうでしょうか?、上の二つは、同じだと思います。
どちらも、同じくらいの愚かな決め付けだと思います。

もちろん具体的な事実があれば、それに基づいて解釈を変える必要があるでしょうが、「日本はいい事もしました、私は日本が好きです。」という親日言論人を「お前は漢人だろう、騙されないぞ」と否定するのは非常に愚かだと思います。

必要なのは思考停止することなく、事実を受け入れる事ではないですか?

「台湾の親日言論人は日本に敵対してこなかった」
「現在の馬政権は日本に敵対している」
「馬政権を選んだのは、本省人である。」

漢人だから云々と言う決め付けで判断するより、現実的だと思います。

Posted by 和猫 at 2008年06月18日 22:26
>和猫
そりゃ本当に親日な人まで一緒されちゃ困るだろうが、実際、国(?)全体の民意で表れているわけだからねぇ
個人はどうであれね
Posted by 単単 at 2008年06月19日 00:27
台湾は小国ですからね。
しかも中国が戦争始めるとしたら一番最初に狙われるところですし。日本の都合だけで台湾を見ないほうがよいでしょう。ああいうところが生きのこるにはいざというときなんとかなるように手がいっぱい必要なんです。
Posted by njr at 2008年06月19日 07:11
少し疑問があったようなのでお答えします。

和猫さん

>要するに「安全なところで吠えてるだけの言論人」と主張されたいのでしょうが、逆に言えば、危機の中で活動している言論人が何人いるでしょう?

説明を省いたのは、わざわざ私見を述べるまでもないと判断したために割愛させてもらいました。例えば、管理人様が中国のどこに居住しているかは存じていませんが、少なくとも金美齢女史の著書が中国語に翻訳され、それを中国国内で購入することが果たして可能であるのか、それを判断してもらえればご理解いただけると思います。もう少し話を掘り下げますと、人の存在価値をはかることは難しく、私にとって、家族は唯一無二の存在であり、福田首相の比ではありません。しかし、第三者の立場から判断するとなると話は別ではないでしょうか?
そうしたことを踏まえた上で、強いて個人の存在価値を物差ではかるとしたら、それは「他者に対する影響力」だと思います。それも不特定多数の人々に影響を与え、広告塔として、なるべくたくさんの資金を集めることができる人には、客観的な観点から見ても大きな影響力を潜在的に保持しているのではないでしょうか?何故アウンサー・スーチンさんが自宅軟禁され、ミャンマーが欧米に非難されているのか?何故チベットの精神的指導者ダライ・ラマ14世が亡命先にインドを選んだのか?そして、何故この二人が西側諸国の多くの人々から同情されているのか?
諸外国にとって、特定の国に対する外交カードや、牽制球として利用価値のある人間を放っておかないでしょう。

(続く)
Posted by porepore at 2008年06月19日 08:12
それと誤解のない様に予め言及しておきたいのですが、私は李登輝氏及び、金美齢女史を危険視していることをご了承願います。この二人の事例に限らず、中立的な視点から極端に乖離している主張に懐疑的な姿勢であるといった方が適切かもしれません。例えば、私は朝日新聞と産経新聞の諸外国に対する論調には、最初から「眉唾」ものの姿勢で読み進める様につとめています。それと、管理人様から紹介のあった「田中宇の国際ニュース」は、以前からメール配信を希望しており、同意できない点も散見されるものの、全般的によくできた記事であり、中でもアメリカの海外ロビー活動に対する記事は秀逸であったことを記憶しています。

私は2年ほど前になりますが、欧州に滞在しておりました。そして帰国してから印象に残った出来事が、同じ時期にアメリカの大学に留学していた友人との中東情勢に関わる双方の議論をしたところ、全くの水掛け論になってしまいました。そこでは、一般の欧州圏の人々とアメリカ在住者のイスラエルに対する論調の違いをまざまざと感じたからです。環境だけでこれほど変わるものかと驚いたものです。少々大仰な考えかもしれませんが、それほど浸透工作に対し、私は危機感を持っていることをご理解頂けたら幸いです。
Posted by porepore at 2008年06月19日 08:13
>単単 先生

横レス。

「日本人は先の選挙で民主党を大勝させた」これも民意、「日本人の約8割が反中感情を持っている」これも民意。

多分少なくない台湾人は「日本は台湾を見捨て、中共に擦り寄り続けている、もう何十年も。」と思っているはずです。
Posted by 猫的眼睛 at 2008年06月19日 09:00
台湾人に気を付けろということのようですが、何か疲れてきました。
では視点を変えて、私も国益を考えましょう。
日本はこの件に関して、毅然とした対応を取りつつ、できるだけ静観した方がいいと思います。
台湾は地理的に日本の生命線です。
中国は台湾を取ろうと躍起になってる。
台湾には親日家も多いのだから、わざわざ敵視して反日機運を高めるのは日本にとって不利です。
台湾には台湾が見捨てられてきた事情から、日本に対してある種の不信感があるのだから、日本はその気持ちを慰撫しつつ、親日家を増やしていかなければならない。
こんなところでどうでしょう。
Posted by K at 2008年06月19日 10:09
台湾が親日だと過大評価するから、おかしくなるのだと思う。
もちろん、親日や哈日は多いけど、あまりそこにとらわれすぎると、勝手にこっち側だけ期待が膨らんで、「裏切られた」と思ってしまうから。

個人的には日本政府の台湾への冷たい仕打ち(李登輝さんにビザ発行について、毅然としてないところとか、来日時の扱いが小さいこと)に憤ることはあるけれど、台湾を過度に持ち上げすぎている人は、かわいさ余って憎さ百倍にならないか心配。
Posted by 西 at 2008年06月19日 18:10
尖閣の件ですけど
台湾の身になって考えれば、
前から領有を主張してた釣魚島について中国と日本が台湾抜きで勝手に話つけた(しかも日本の主張まるのみ)んだから、そりゃなんか言いたくもなりますわ。大陸と勝手に話つけるなということじゃないんですかね。
Posted by njr at 2008年06月19日 19:18
poreporeさんへ
>私は李登輝氏及び、金美齢女史を危険視していることをご了承願います。
>それほど浸透工作に対し、私は危機感を持っていることをご理解頂けたら幸いです。

つまり、「親日言動はロビー活動、浸透工作、日本人に取り入って利用してるだけである。」と言いたいわけですね。

ならば、馬英九に対する手放しの賞賛はおかしくありませんか?
「反中国派の方々が何と言おうと、この馬英丸という指導者の主張は、極めて現実主義に立脚しており、指導者としての本来の役割である、国民の生活水準の向上を掲げ、台湾に残された選択肢から最善の道を探る姿勢は評価に値すると思います。」
何を根拠に断言されてるのでしょうか?
総統就任間もないのに、尖閣での事件を、あわや武力衝突寸前までヒートアップさせましたよね。
現実主義の政治家がするべき言動ではないと思いますが?幸い軍艦の派遣はありませんでしたが、戦争を目的とした威嚇行為にしか見えませんね。

台湾国民だけでなく、日本国民も危険に陥れた行動だと思ってます。


馬英九に対しては、手放しで賞賛すると言うのであば、国民党の代弁者にしか見えません。
いかなる根拠に基づいて発言されてるのですか?

管理人さんのように、「すべて信用するな」ならば筋は通ってます。

「親日人士は信用するな、しかし馬英九はすばらしい」では、ミスリードを誘ったプロパガンダにしか見えません。

Posted by 和猫 at 2008年06月19日 22:08
和猫さんへ
>ならば、馬英九に対する手放しの賞賛はおかしくありませんか?
「反中国派の方々が何と言おうと、この馬英丸という指導者の主張は、極めて現
>何を根拠に断言されてるのでしょうか?


馬英丸に対し手放しで賞賛するつもりは毛頭ありません。根拠については、6月17日付のこちらのサイト――「馬英九:絶対的権力は絶対的腐敗をもたらすので批判を歓迎する」の記事を読んでいただければわかると思います。


>総統就任間もないのに、尖閣での事件を、あわや武力衝突寸前までヒートアップさせましたよね。
>現実主義の政治家がするべき言動ではないと思いますが?幸い軍艦の派遣はありませんでしたが、戦争を目的とした威嚇行為にしか見えませんね。

>台湾国民だけでなく、日本国民も危険に陥れた行動だと思ってます。


私は軍事専門家ではありませんが、少なくとも切羽詰った開戦状況に対する日本側の軍事力の行使に対する抑制は十分機能していると思います。台湾側も実際に日本と開戦などするつもりがなく、十分認識した上でそうした発言をしたのではないでしょうか?加えて、日本の価値観だけで物事を判断するのは、あまり好ましくないと思います。

「郷に入れば郷に従え」とは少しニュアンスは違うのかもしれませんが、私たち日本人にも日本社会のみに通じる価値尺度があるように、華人社会にも同様の価値尺度があると判断するのが妥当ではないかと思います。あくまで向こうの価値観から照らし合わせた発言であることも吟味するべきことでしょう。

華人社会は元来、「白髪三千丈」のごとく、法螺吹きとハッタリを根底に根ざした人間の集まりです。そこには当然のことながら、センセーショナルで針小棒大な発言も含まれていることです。要するに、今回の馬英丸の発言は、華人同士の会話であり、日本人を蚊帳の外に置いた上で、中国共産党に対するリップサービスを行った程度にしか捉えておりません。
Posted by porepore at 2008年06月20日 00:15
>馬英丸に対し手放しで賞賛するつもりは毛頭ありません。根拠については、6月17日付のこちらのサイト――「馬英九:絶対的権力は絶対的腐敗をもたらすので批判を歓迎する」の記事を読んでいただければわかると思います。

馬英九が講演で話したことですよね。これ、口で言っただけじゃないですか。まだ結果は出てないですよね。疑いは持たないんですか?

>台湾側も実際に日本と開戦などするつもりがなく、十分認識した上でそうした発言をしたのではないでしょうか?

もちろん、今なら結果論として言えますよ?
あの時、水曜日以前の状況では、判断不可能でしょう?軍艦を魚釣り島に派遣するとまで言ったんですよ。
早い段階で乗組員は全員無事に救助されたのは台湾側も知っていたはず。
日本側の主張には耳も貸さずにエスカレートしていったんじゃないですか?


>華人社会は元来、「白髪三千丈」のごとく、法螺吹きとハッタリを根底に根ざした人間の集まりです。そこには当然のことながら、センセーショナルで針小棒大な発言も含まれていることです。要するに、今回の馬英丸の発言は、華人同士の会話であり、日本人を蚊帳の外に置いた上で、中国共産党に対するリップサービスを行った程度にしか捉えておりません。

魚釣り島に関する発言ですか?それは通らないでしょう?日本は当事者ですし現にネット上では、台湾からの発言が次々流されて、ドンドン感情が悪化していったじゃないですか。


さらに言えば、あなたが馬英九を信頼する根拠としている「馬英九:絶対的権力は絶対的腐敗をもたらす」このエントリーに書かれてる事なんて信用できないじゃないですか。


「華人社会は元来、「白髪三千丈」のごとく、法螺吹きとハッタリを根底に根ざした人間の集まりです。」
ここまで断言されてるあなたが、なぜ馬英九を信用するのは不思議でたまりません。

やっぱり、矛盾が多すぎますよ?


Posted by 和猫 at 2008年06月20日 01:00
もし日本が台湾と開戦した場合、中国本土から水爆の支援が来るでしょうから慎重にならざるを得ませんね。
Posted by 774 at 2008年06月20日 05:31
和猫さんへ
>つまり、「親日言動はロビー活動、浸透工作、日本人に取り入って利用してるだけである。」と言いたいわけですね。

そうではありません。それに「取り入って利用してるだけである」という極めて限定的な主張が、どうしてここで出てくるのかが疑問です。ここでの私の主張は、失敗を他者から学ぶ必要があるという意味で捉えてもらえれば幸いです。中東諸国における反米感情の誘発は、アメリカだけに原因があるわけではないでしょう。アメリカとイスラエル、そして中東諸国間との関係を見る限り、特定の国に肩入れすることが、どれだけ危険を伴うのかを我々は認識する必要があります。

>馬英九が講演で話したことですよね。これ、口で言っただけじゃないですか。まだ結果は出てないですよね。疑いは持たないんですか?

まず私は、馬英丸の特定の発言に対し「評価に値する」と述べたまでであることをご了承願います。

通常、私たちは目標を定める際に、それが実現可能であるのか不可能であるのかを考えることでしょう。例えば、この馬英丸という輩が「私が就任したら、三ヶ月以内に平均的な台湾人の生活水準を西欧諸国並みに引き上げます」という主張をされたら、それはそれでとんだ噴飯モノでしょう。私が評価をしたのは、現実主義に立脚している彼のスタンスについてです。

それに、結果を待たずして、目標の範囲設定すら評価をしないというのは、それはあまりに稚拙な姿勢であり、為政者に対して酷ではないでしょうか?
Posted by porepore at 2008年06月20日 08:59
>>台湾側も実際に日本と開戦などするつもりがなく、十分認識した上でそうした発言をしたのではないでしょうか?

>もちろん、今なら結果論として言えますよ?
あの時、水曜日以前の状況では、判断不可能でしょう?軍艦を魚釣り島に派遣するとまで言ったんですよ。
早い段階で乗組員は全員無事に救助されたのは台湾側も知っていたはず。
日本側の主張には耳も貸さずにエスカレートしていったんじゃないですか?

それまで友好的な関係を築いてきた国同士が、政権交代をきっかけに、一夜にして唐突に軍事衝突にまで発展させるほど、日本政府及び、台湾政府の首脳陣は馬鹿ではないと思います。機会費用の面を考えずに行動しているとは思いません。


>魚釣り島に関する発言ですか?それは通らないでしょう?日本は当事者ですし現にネット上では、台湾からの発言が次々流されて、ドンドン感情が悪化していったじゃないですか。

今回の件が、一般社会での認知度がどの程度かは分かりませんが、少なくとも、私の通う大学では、知らない人間も大勢いると思います。因みに私は、あまりテレビを見ませんが、一度だけしかニュースで取り上げたのを確認しておりません。四川の地震の比ではないように思うのが一番の疑問です。

この件は「覆水盆に返らず」ということですね。こぼれてしまった水を嘆いていても仕方ありません。寧ろ、「さて、これからどう行動するか?」という姿勢の方が合理的な判断でしょう。


>さらに言えば、あなたが馬英九を信頼する根拠としている…
>ここまで断言されてるあなたが、なぜ馬英九を信用するのは不思議でたまりません。

「あなたが馬英丸を信頼する」という意味が分かりません。私の投稿した発言全てに目を通しましたが、「馬英丸を信頼している」、「馬英丸になら私の大事なものも託すことができる」――こうした主張が見当たりません。私は、馬英丸に会ったこともなければ、直接話したこともありません。なぜそんな輩を信頼することができるのでしょうか?申し訳ありませんが、どういう理由で、和猫さんがそのような主張をしているのか、私には「不思議でたまりません。」

因みに、本題とは随分話が逸れてしまうことを考えた上で、管理人様やブログ閲覧者様から批判が出た段階でコメントは中止させていただきます。
Posted by porepore at 2008年06月20日 09:01
小国は意見を翻し続けないと生きていけない。
だから必然的に国民は強かで打たれ強くなる。
台湾は健全だよ。
自分たちが滅びるかもしれないのに、守ってもらえるか解らない隣国に媚を売るなんてあり得ない。
国同士の付き合いには必ず対価が必要。
好きでいてもらいたいならそれなりの対価を支払わなくてはいけない。
何もしなくて「台湾に日本を好きでいて欲しい」「台湾は日本を好きじゃなくちゃダメなんだ」なんて考えてるとしたら、それこそ韓国人と同じになるよ。

大国の圧力から生き残るのに必死な国に対してアドバンテージを得たいなら、それ相応のリスクは負うべき。
その選択ができない福田を責めるならまだしも、馬を責めるのはお門違い。
Posted by mi at 2008年06月20日 12:18
poreporeへ

お互いの発言の全体を対象にすると収拾がつかないので、それじゃ論点を絞って議論しましょう。

「反中国派の方々が何と言おうと、この馬英丸という指導者の主張は、極めて現実主義に立脚しており、指導者としての本来の役割である、国民の生活水準の向上を掲げ、台湾に残された選択肢から最善の道を探る姿勢は評価に値すると思います。」

確かに「信頼してる」と言う言葉は使ってないかもしれないが、私から見れば絶賛もしくは信頼してるようにしか受け取れません。

「それと誤解のない様に予め言及しておきたいのですが、私は李登輝氏及び、金美齢女史を危険視していることをご了承願います。この二人の事例に限らず、中立的な視点から極端に乖離している主張に懐疑的な姿勢であるといった方が適切かもしれません。例えば、私は朝日新聞と産経新聞の諸外国に対する論調には、最初から「眉唾」ものの姿勢で読み進める様につとめています。」

親日人士に対する評価と馬英九に対する評価が対照的過ぎるんです。
つまり、対照的な二つのグループがあり、根拠もなく一方を疑い、一方を賞賛するのであれば、ミスリードを狙ったプロパガンダと見なされても仕方ないんじゃないですか?


「華人社会は元来、「白髪三千丈」のごとく、法螺吹きとハッタリを根底に根ざした人間の集まりです。そこには当然のことながら、センセーショナルで針小棒大な発言も含まれていることです。要するに、今回の馬英丸の発言は、華人同士の会話であり、日本人を蚊帳の外に置いた上で、中国共産党に対するリップサービスを行った程度にしか捉えておりません。」

魚釣り島の事件に対する馬英九の言動を弁護されてます。
馬英九に対して都合のいい事は「評価に値する」、都合の悪いことは「ハッタリだから気にするな」と言う。

馬英九シンパにしか見えませんが?。
誤解のないように言っておきますが、馬英九シンパだから悪いと言っているのではないんです。

「中立であるかのように装い、実際には特定の勢力に荷担すること」事を批判してるのです。

Posted by 和猫 at 2008年06月21日 08:23
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