さて、我輩が韓国人の方が台湾人より日本人に近いと書いたのを、影丸さんは漢人より韓国人のほうがましだと勘違いした。意識していないかもしれないが、これは影丸さんが台湾人や韓国人を見下していることを示している。
こういうことだ。日本人は韓国人や台湾人よりも立派であり、したがって日本人に近い韓国人は、近くない漢人よりましである、と。
上に書いたとおり、我輩は台湾に対する思い入れがある。だからこそ西さんが紹介してくれた
というような違和感を、影丸さんに感じるのかもしれない。台湾の友人曰く、(「気を悪くしないでね」と前置きして)「日本人で台湾好きって言ってる人って、自分達より下の台湾人が日本に懐いてるという前提だよね。対等の関係で見ていない。」
さらに言えば
などと彼らの先祖を否定する感覚には驚くばかりだ。そもそも私は台湾人を漢人とは見ていない
突然だが、韓国人を鋭い視点で分析している月見櫓という秀逸なブログがある。我輩が男子三日会わざれば刮目して見よの初めに書いたのと同じようなことが、偶然にも同じ日のエントリーに書かれていたので紹介しよう。
影丸さんは自覚してないだけに、非常に厄介だ。韓国人には、2種類の反日があると思います。それは「自覚のある反日」と、「自覚のない反日」です。どちらかと言えば、厄介なのは「自覚のない反日」の方です
さて、これまでにも感じたことだが、影丸さんはもう少し他人の書いた内容をしっかり読んだ方がいいだろう。例を一つだけ挙げると
というのをですがそれと台湾への評価とは違います。
権力遂行者が変わるだけでガラっと雰囲気が変わるのは当然ですが
国民の性質はいっしょですので。
とある下に書くのは間抜けだ。自動車を運転する資格がなかった人が、免許証を受け取ったとたんに自動車を運転してもとがめられなくなる。これはもちろん試験を受けるまでの間に自動車や交通法規に対する知識を蓄積した結果が、免許証授与という事象になって表れたということだ。免許証を受け取る5分前と、免許証を受け取った瞬間とで、この人自身にほとんど差異はない。ただ、法律という観点から見ると、評価がガラッと変わってしまったということだ。
リンゴが落ちる前と落ちた後で、物理法則には全く変化がない。変わったものはそれに対する評価だ。プログラムをコンパイルする前と後で、内容には変わりがない。ただし、コンピュータがそれをどう評価するかには大きな違いがある。プログラミングがわからない人に対して説明すると、例えば中国語がわからない日本人に、中国の掲示板に書かれていることを、日本語に翻訳して紹介するのと同じだ。書いてある内容自体には変わりがないが、何の意味もない漢字の羅列だったものが、日本語に翻訳されることで評価が全く変わるということだ。
Kさん
という実感と、影丸さんの意見に賛成というのは矛盾している。影丸さんの意見は、何かをきっかけに、急に評価を変えるのはおかしいということなのだから、世界観が変わったことを経験したKさんは、影丸さんの意見に賛成できないはずだ。WW2での日本が一方的に悪いというわけではなかったというのは、私にとって大きく世界観が変わる契機になりました。 生活は何も変わっていないのに不思議なものです。
さて、台湾と中国が連携して我が国に揺さぶりをかけているというような意見が多いが、利用できる要素をうまく利用するのが交渉の基本だ。我が国にとって台湾も中国も利用価値があることを思い出そう。中国に対しては台湾を交渉のネタにすることができるし、台湾に対しても中国を交渉のネタにできるということだ。
台湾にとって最大の恐怖は、アメリカが守ってくれなくなるということだ。そして最も近くにいるアメリカの軍隊は我が国にいるということがポイントだ。我が国がアメリカの手を離れて、中国と手を結ぶとなれば、台湾にとっては悪夢でしかない。相手にとって悪夢だということは、こちらにとっては切り札として使えるということだ。別に実際に中国と手を結ぶ必要はない。日本は中国と手を結びますよとにおわせるだけでいい。たとえばその交渉のために人を派遣し(ただし表向きは個人の責任にしておく)、その消息をわざとマスコミにリークするだけだ。そして我が国に都合が悪くなったらその人に責任を押し付けて辞めさせる。もちろん辞めさせた後は天下りの道を用意してある。
卑怯なやり方だが、周りの国が卑怯なことをしているのだから、高尚ぶっていたら呑み込まれるだけだ。
よくあるステレオタイプとして大阪のおばちゃんは値切るのがうまいというのがある。我が国ではなんだかみっともないようなイメージだが、値切るのが当然だという社会も少なくない。北京人はデパートでさえ値段交渉をすると上海人がバカにするが、だからこそ全般的に見て北京人は上海人より政治家に向いているともいえる。ユダヤ人やアラブ人と値段交渉をすると、我輩もまだまだ上品ぶってると痛烈に感じさせられる。
我が国は駐日大使ともいうべき人を召喚したことを、台湾に謝罪させるべきだ。我が国が弱腰で何もできないともなれば、台湾も中国もどんどんのさばってくるのは、漢人の性格からして当たり前のことだ。独立派の台湾人にグローバル化を説くおっさんに書いたことを引用する。
中国圏に長く暮らしている人なら「得寸進尺」という言葉に凝縮された漢人の性格に嫌気がさしていることだろうと思う。これは「寸を得て尺進む」ということで、少しでも隙を与えると、そこに入り込んできて勢力を伸ばすということだ。これはもう個人レベルから国家レベルまで浸透している。
スーパーのレジに並んでいるとき、前の人にくっつくほど近づいていないと、横から割り込んでくる漢人が必ずいるし、団地の一角に勝手にボロ小屋を建てて住み着いたあげく、立ち退き料をせしめる漢人があちこちにいるし、立ち入り禁止の看板が置かれている花壇を野菜畑にしてしまったり、マンションの公共空間を物置として使ったり、我が国の地下資源を吸い取ってしまったりと、枚挙にいとまがないとは正にこのことだ。
中国についてなにかを感じたら

だから私は台湾をよく知っていると言いたいの?
台湾人を漢人漢人呼ぶような人が台湾人を知っていると?
>これは影丸さんが台湾人や韓国人を見下していることを示している。
韓国人は見下してますよ。いやむしろ嫌悪感がすごい。日本国内の連中の政治活動。
剽窃のひどさ。地名改名。約束の反故の頻度。日本に対する何度もの軍事挑発。
対馬侵略行為。無年金訴訟。日本での犯罪時には通名。被害者の時は本名を名乗る行為。
日本における犯罪率の高さ。ヤクザ同和街宣右翼に紛れ込んでの活動
まだまだたくさんありますが割愛。
台湾人は目立ってこうというのはあまり感じない。台湾人として独立のために
戦っている人を見ると尊敬できる。
>漢人よりまし
そりゃそう受け取るでしょう?あなたが日本人として愛国ぶってるのを見てると
その大事な日本に近いという言動が近いと言わなかった漢人よりましという表現に見て取れた
というだけですよ。
あなたこそ普段から漢人は馬鹿だの今は韓国人はすぐファビョルっていうのを見てガははははって笑うなど
見下してるんじゃないんですか?
まあ見下すからなんだといえばそうですがね。
>>などと彼らの先祖を否定する感覚には驚くばかりだ。
そんな血筋の話をしてるんじゃなくてアイデンティティの話をしてるんですよ。
例え血筋が他にあろうとその郷土で生まれ育ってここの人間だという強い意識があれば
その郷土人だと見て何がおかしな感覚ですか?
>>影丸さんは自覚してないだけに、非常に厄介だ。
なんの自覚です?意味不明なんですけど。あなたに厄介と言われることはあなたの価値観の
押し付けを受けていないという意味ではうれしいですけど。
>>自動車〜とある下に書くのは間抜けだ。
だから馬政権で台湾の評価がガラッと変わったからといって、今までの台湾人に
この漢人め騙されないぞ裏切りやがってみたいな態度にはならないって言ってんの。
特に李登輝氏や金美齢氏、許世楷代表代表なんかに対して馬政権の行動をもって
この漢人がとかいう見方に変わらない。なんで馬政権の行動でそんな見方をする必要があるのか。
これが騙されてるとかいうんならそれで結構だよ。こちらの原則を譲らないのは
馬政権だろうが陳政権だろうが李登輝政権だろうが変わりないしね。
>>リンゴが落ちる前と〜全く変わるということだ。
何を言いたいのか分からない。ようするに台湾は馬で変わったから台湾を全否定しろと?
そもそも俺は馬政権を信じるとか台湾こそ馬政権だとか全然言ってないわけで。
台湾国民が馬政権に託した希望と馬政権の行動と必ずしも一致しないのは常識でしょうに。
>>我が国は駐日大使ともいうべき人を召喚したことを、台湾に謝罪させるべきだ
おいおいw相手が自分とこの大使を召喚するのは相手の権利だ。なんで日本に謝罪になるんだ?
謝罪をさせるのは、日本の領海侵犯(国際法違反)についてだ。
「得寸進尺」の精神が無ければ、日本はここまで発展しなかったのではないかと思います。
バブルの時代などは、「得寸進尺」な日本人が沢山いたので、世界各地で日本製品や日本企業が叩かれたのではないでしょうか。
日本人は常に清廉潔白で、他者への思いやりに溢れ、大胆な手を使わないなどとは思わないのです。
>韓国人
北朝鮮は強かな外交を展開しています。
民族的価値観に甚だしい隔たりがあるのか、空気の読めない歴代日本政府は、振り回されっぱなしです。
また、韓国政府はともかくとして、民間の「対日情報戦」には目を見張るものがあります。
粘り強く、強かで、勝つために貪欲です。
これについても、日本人は手も足も出ません。
余談ですが、私個人は、日本ほど中国に媚びて台湾を冷遇している国はないと思うのです。
例えば、在日台湾人の外登証の国籍記載欄には「中国」と記載されているはずですが、「中華民国」ではなく、「中華人民共和国」といっしょくたにされています。
ですから、「台湾」志向の本土派にとっても、「中華民国」志向の統一派にとっても、あまり面白い話ではありませんが、多くの日本人の「アジアの孤児」に対する関心はさほど高くありません。
>台湾政府に謝罪させよ
残念ながら、謝罪したのは日本の方でありました。
日本の総理大臣が福田康夫氏なので、どだい「巧みな外交」を期待する方が間違っているのです。
今後は、中国国民党による「得寸進尺」を心配せねばなりません。
差別心をもってるのは管理人さんのほうでしょう?
私も含めて、ネットに多い「李登輝氏や金美齢氏を台湾の代表」と見ている人間は、ある種の幻想を持ってます。
管理人さんは、そういう幻想は持たずに生の台湾人と接しています。
仮に幻想派と現実派を比較すれば、どちらが差別心をもっているかは明らかでしょう?
幻想派は実態以上に美化しているのですから、劣ってると、感じるはずがありません。
現実派は幻想派に対して「台湾人だって、漢人だよ」つまり、自分を基準にして台湾人と漢人を比較する、言うなれば差別心からの上から目線で考える。
日本人は台湾人に差別心を持ってると主張される人こそ、差別心を持ってるといえると思いますよ?
自分がそうだから、他人もそうだと思うだけでしょう。
生の台湾を知らずに憧れてる人間が差別心を持つはずがない。
「韓国人の方が台湾人より日本人に近い」と言われて即座に否定するのは、単純に韓国が嫌われてるから。
台湾抜きで「韓国人と日本人は近い」と言われても即座に否定すると思いますよ。
横から申し訳ないが、少し空回ってますよ。管理人さんが抽象的なのもあるけど、もう少し文章から意味を読み取ろうとしたほうが良いかもしれません
「日本を含む世界中の自由貿易の要である、インド洋→マラッカ海峡ルートが保持されれば、仮に貴国が台湾に武力侵攻しても黙認する」という主旨を伝える高官を、管理人様が仰るように中国に派遣するというという行為にでるだけでも、両者に対し効果的ですね。もっとも、20年後には不可能でしょうけど…。
それと、差別心を持つのが、そんなに不自然なことなんですかね?心情で差別するのか、実際に差別行為を行うのかは、全く違うことですよね。僕だって、東南アジアの産油国であるブルネイのような国の国民には、何か嫉妬のような感情を抱いているし、逆に他のアジアの国々の人々には、上手く言葉で説明はできませんが優越感のような感情を抱いていると思います。だからといって、優劣をつけた振る舞いはしませんよ。同じように接し、同じように振舞う。それだけじゃないんでしょうか?むしろ、ここでは仮に、台湾の一人当たりのGDPが、日本の2倍ぐらいであると考えた場合に、現在と同じような感情を、多数の日本人が台湾に対し抱いているのかを考えた方が分かりやすいんじゃないでしょうか?
これは賛成です。
海上保安庁の方が謝罪されたようですが、国民党の人たちはもっと謝れと言ったようですから。
中国国民党にしろ台湾国民党にしろ、「得寸進尺」には気を付けないと。
我が国の外交も少しくらい「得寸進尺」を学習して身に付けてくれればいいのにと思います。
でも、桜主さんの受け取り方はちょっとひねくれてるんじゃないでしょうか。
まあ、ひねくれて見ないとわからないこともいろいろありますし、中国で暮らすって、そういうことなのかなあという気もしています。
何かエピソードをお持ちなら書かれませんか?
ユダヤ商人は悪どいと聞いていますが、具体的にどのようなことをしているのか寡聞にして知りません。
>在日台湾人の外登証の国籍記載欄には「中国」と記載されているはずですが、
表向きとはいえ、台湾との国交を破棄し一つの中国を認めているのですから中華民国とは書けないでしょう。
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