2008年08月31日

「私は誰でしょう」詐欺

今回は友人から転送されてきたメールを紹介する。

「『私は誰でしょう』詐欺への報復

このところ、携帯電話を利用しての詐欺に新しいやりかたが登場しました。かかってきた電話に出ると『私は誰でしょう』というそうです。警察によると、詐欺集団は違法な『情報会社』から携帯番号と使用者の氏名を大量に購入し、相手の名前を呼ぶことで、すぐに被害者と親しげに話し始め、詐欺を行うとのことでした。ここでは『私は誰でしょう』詐欺集団からの電話に対して果敢に挑戦を挑んだ人の会話を紹介しましょう。

昨日見も知らぬ人から電話がかかってきました。南の方のなまりがある発音で、私の名前を呼んできました。

『劉社長、こんにちは!』

『誰ですか?』

『古い友人じゃないですか!』

『誰?』

『広東の古い友人ですよ、私の声もわからなくなってしまったんですか?』

『誰でしたっけ?』

『もう、劉社長あなたはあれですな、偉い人は物忘れがひどいっていう(楼主注:中国語のことわざ)!』

私は本当に訳が分かりませんでした、誰の声かを思い出せず、あいさつばかりで、相手は自分が誰だか絶対に言わないので、面倒になって、『言わないならもういいよ!』と切ってしまいました。後から考えるとなんだか怪しく、詐欺なのかもと思い、110番に電話をしてみました。100番は事情を聴くと、すぐに詐欺だというので、どうやって騙すのかと聞くと、もうそれを知り合いの誰かだと勘違いすると、相手はその人を名乗ってあれこれとしかけてくるといわれました。また私の個人情報が誰かに売られたのでしょう、いろいろなセールスから電話がかかってくるようになり、処女の初めの相手になってくれだとか、税金対策だとか、宝くじが当たっただとか、あらゆる詐欺師から電話をもらいましたよ!それで今日は上に書いたような友達を装う電話でした。もう頭に来ましたよ、詐欺師はひどい奴らですけど、個人情報を売る奴はもっとひどいですよ!

それでさっきかかってきた番号にかけなおしました。

『さっき思い出したんだけど、広東の張さんじゃない?』

『そうそうそう、ほら、偉い人は物忘れがひどいって言ったとおりでしょ、私の声さえ思い出せないんだから!』

『申し訳ない、張さん、誰かのいたずらかとおもってさ。』

『劉社長、今度上海に行くから、御馳走しますよ…』

『そうそう、張さん、お母さんの癌はどうなったの?』

相手はびっくりしたように、『え……相変わらずですよ!』

『こんな病気じゃ仕方ないよね。お父さんの交通事故の件は?』

『もうほぼ解決しましたよ。』

『そりゃよかったね、もう亡くなったんだから、賠償金とかはあんまり気にしない方がいいよ。』

『うん!』

『そういえば、奥さんをレイプした犯人は捕まったの?』

『……つかまりましたよ!』

『息子さんに肛門を開ける手術はどうなったの?(楼主注:中国語で相手を呪う時に“生まれてくる息子に肛門がない”という捨て台詞があり、それを前提とした質問となっている)』

相手は10秒ほど黙っていましたが、そのまま電話を切ってしまいました。」







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posted by 楼主 at 18:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | 詐欺
この記事へのコメント
また新手の詐欺ですか・・・。
なかなか巧妙な手口ですね、興味津々で読ませていただきました。

そして、中国で相手を呪う時のことばの怖ろしさ。えげつなさ。
憎い相手本人にじゃなく、大事な家族が大きな禍(わざわい)で苦しむのを喜ぶという。
改めて中国って怖い国だなぁと、色々な意味で再認識させてもらいました。

でもこれも、「文化の差」の一言で済ませられてしまうのでしょうね・・・。
くわばら、くわばら。
Posted by まるまろ at 2008年09月01日 17:30
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