残念ながらわが国も似たような状況だ。日本が中国より優位に立っていたのはわずかここ百年ほどの現象であり、近い将来に終わりを告げることになろう。2008年12月14日、韓国の聯合ニュースは記事「改革開放30年、逆転する中韓関係」を掲載した。同記事は朝鮮半島5000年の歴史において、半島が中国より優位に立っていたのはわずかここ数十年だけの現象であり、それもあと数年のうちに終わりを告げると予測した。16日、環球時報が伝えた。
そもそも我が国が経済的に力をもてたのは、勤勉であったことと、産業革命に始まる新しい知識を全力で取り入れたこと、この二つに尽きる。我々の先輩たちが特に優秀だったということではない。
日本人は例えば「明日クライアントが来るからデモプログラムを今から組め」とか「サーバーの負荷が高すぎるのをとりあえず今だけやり過ごせ」といった応急処置を臨機応変にやりこなすのが下手だ。しかし、これを漢人にやらせると、日本人の半分以下の時間でさっさとやってしまう。
ところが「半年間再起動しないですむプログラムを作れ」というのは漢人にとってはかなり厳しい注文だ。こういう仕事は日本人にやらせた方がいい。
一般に日本人は仕事は遅く融通が利かないがきっちり仕事をする、漢人は長期的な安定性に欠けるが仕事が早い、という傾向があり、一概にどちらが優秀とはいえない。
我が国が先進諸国の仲間入りをできたのは、ただ単に勤勉であった、つまり勉強や仕事にかける時間が長かったということによる。西洋人が休んでいる間に、我々の先輩方は勉強や仕事を必死にやり続けたということだ。
しかし、勤勉だったというのはすでに今は昔となっている。どんな分野でも同じようなことだと思うが、例えばこんなのはいかがだろう。「元気ない」と苦言=ノーベル化学賞の下村さん、日本の若手研究者にに
とある通りだ。下村さんは「日本は1960年ごろに比べてとても裕福になったが、若い研究者には元気がない。難しいからやめておこうと尻込みする人が多い」と話した。
そして派遣切りだとメディアが大騒ぎをしている割には、実は仕事をやりたくないだけだったりする。貧乏が嫌なら自己研鑽に励めから引用すると
というほど根性がなくなっている。その企業はお客様と対面販売となる手前、日本語がよほど堪能でない限り外国人は雇わない方針なんですけども、肝心要の日本人が応募してくれず、間に合うならばこの年末にオープンさせたかったお店が「人が集まらない為に延期」という事態に陥っていて、では、待遇が悪いのか?というとそうでもなく、隔週休2日ぐらいのペースで1日8〜10時間ぐらい働けばアパートを借りてメシが食えて、ちょっとばかり残せるぐらいのカネは稼げるんだけど、立ちっぱなしの商売だからと敬遠されるのでしょう。
一方中国にはやる気満々の漢人であふれかえっている。
この違いを端的に表す言葉として成都はいまだ売り上げ二ケタ増!イトーヨーカ堂中国はなぜ強いのかから塙昭彦 イトーヨーカ堂取締役中国総代表の言葉をひっぱる。
やる気のない人間が集まっている我が国がどんどん落ち目になっているのは当然で、07年の1人あたりGDP、日本19位 G7で最下位 にこうあった。「したむき」と「ひたむき」。一字しか違わないけど、大きな違い。日本人は、なぜか、何事に対しても「下向き」で、積極性がない。一方、中国人はあらゆることに真正面から、「直向に」当たっています。見習いたいですね。
「したむき」な人間が集まっている我が国はまさに下向きになっているわけだ。日本の1人あたり名目国内総生産(GDP)が2007年に世界19位となり、先進7カ国(G7)で最下位となったことが、内閣府が25日発表した 07年度の国民経済計算でわかった。07年はユーロ高だったので欧州各国のGDPが膨らんだ一方、日本はデフレ脱却が遅れて成長率が伸び悩んだためだ。日本の家計の貯蓄率は前年度比1.8ポイント低下し、2.2%と過去最低になった。低成長で日本経済の競争力が落ちている。
遅くとも15年ほど前までに中国に来たことがある人なら経験があると思うが、今と違ってそのころまでの漢人はやる気のなさではずば抜けていた。店に入って何かを買おうとしても、店員たちはレジから離れた所でおしゃべりに夢中で、こちらには見向きもせず、こちらが大声で呼ぶとめんどくさそうにやってきて、ぶっきらぼうに対応し、お釣りなどは投げるように渡されたものだ。
それが今では残業をもいとわないどころか、「研修期間は給料なしでいいから雇ってくれ」という漢人がうじゃうじゃいるのだ。なんという変わり様だろうか。
イタリアだかどこかで、働きすぎの漢人に競り負ける怠け者の地元人を救済するため、漢人に店を開かせない条例を制定したというようなニュースを見たが、勤勉さで漢人に敵う民族はそうそういないので、さもありなん、という感想をもったものだ。
漢人の勤勉さを物語るものとして、訴えられる日本企業が続出か?模倣天国から特許大国へ変わる中国の脅威にある
というのはいかがだろう。さらに驚くことに、今年1月の世界知的所有権機関(WIPO)の発表によれば、08年における企業別の国際特許出願件数では、日本のパナソニック、オランダのフィリップスを抑えて、中国の通信機器メーカー、華為技術(広東省)が初めて世界トップに躍り出た。
こうしたことを背景に、昨今では例えば<金融危機>中国人観光客は「救いの神」、大誘致合戦!―ニューヨークのようなニュース記事を目にするのが珍しくなくなった。
悔しいことだが、我が国は世界的に見て影響力がもうあまりなくなってしまった。例えば世界の針路を決める50人 資本主義の未来は――フィナンシャル・タイムズを見てほしい。中国からは四人も選出されているが、我が国からはたったの一人しかいないのだ。ニューヨーク観光局中国代表所によると、中国人観光客が1年間に米国旅行で消費する額は15億ドル(約1450億円)を突破。観光客数も07年は前年比6%近くも増加した。02年と比べると159%増になる。この「非常に高い消費力」を当て込んだ米観光当局は今、「冬のウォール街」を主力商品に据え、ミシガン州やネバダ州へのツアーなども企画し、中国人観光客の取り込みに必死だ。
我が国が落ち目だということを認めたくない気持ちはわかるが、現実から目を背けてしまってはいけない。このブログにも散々そういう人たちが登場したが、マスメディアよ、頑張れ!ジャーナリズムの貧困が政策をダメにしているを読んでその原因がわかった。
つまりはこういった報道に乗せられて現実を見ることができていなかったのだろう。先進国経済の中で日本のが一番悪いことは、GDP成長率が発表されて初めて明らかになった訳ではありません。例えば昨年1年の株価下落率は米国が37%、欧州が39%、日本が41%であり、日本経済のパフォーマンスが一番悪いことは既にこうしたデータから証明されています。金融危機の前から日本経済が最も悪く、危機後もそれは変わらないのです。それなのに、なぜそういう事実が少しも報道されず、GDP成長率発表まではどこのメディアも「米国経済が大変」「中国経済も大減速」といったような、余計な他国の心配をする報道ばかりをしたのでしょうか。
さて、やる気のない我が同胞を批判しておいて、我輩自身がこのブログをほったらかしにするようなやる気のなさでは恥ずかしい、と思わせてくれたブログがある。前向きでGO〜〜♪がそれだ。
リストラされるというのはかなりの痛手だと思うが、そのプレッシャーに押しつぶされることなく、ブログのタイトルが示す通り、正に前向きにブログを更新されている。下向きの日本にあってひたむきに暮らしている姿は、WBCにおいて我が侍チームが優勝したのと同じように大きな力を与えてくれる。
話が突然変わるが、我が国が置かれている環境を見渡してみると、日本国民にやる気を起こさせる可能性があるのは、東京オリンピックの開催ぐらいしか思いつかない。興味がない人とか、開催に反対する人が多いようだが、我輩は東京オリンピックの開催に大賛成だ。ぜひ皆さんも応援してほしい。
中国についてなにかを感じたら
マスメディアの影響は大きいでしょうね。
日本人が自信をもてない原因の大きな部分をTVや新聞の報道が関係していると感じます。
ttp://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10203694253.html
【自民】西川氏「今のマスコミ報道おかしい。中枢に全共闘世代いる影響か」
ブログの再開おめでとうございます。
世の中を客観的に見ることができない人たちの雑音は気にしないで頑張ってください。
同意です。そして現代における経済的発展の鍵はもはやその2つではなく、自ら新しい知識や技術、工夫を発見・開発・創出することに尽きますよね。
そういうゲームへの適応度という視点で日本を見ると、どういう評価になるんでしょうね。鍵は情報の伝達力、ネックは過剰な思いやりと慎重さというところでしょうか。実力ないし潜在能力自体はとんでもなく高いように思いますが、まあ身びいきですかね(笑。
じゃあリクエストしたいが要望に応えて貰えるかな。
中国で地域振興券が発行されて面白い事になっているらしいが、取り上げてはどうかと思う。
多分、面白いネタがあるだろう。
少し前までアメブロ全てが閲覧不可になっていて、今では閲覧可能になったのだが、なぜかworldwalkerさんのブログをみることができない。残念なことだ。
trmaさん
ありがとう。早速雑音が来ているが、お言葉通り気にしないでおこう。
通りすがりさん
以前ほど頻繁に更新することはできないと思うので、月に一度ほどいらしてくだされ。
kukuさん
>そういうゲームへの適応度という視点で日本を見ると、どういう評価になるんでしょうね。鍵は情報の伝達力、ネックは過剰な思いやりと慎重さというところでしょうか。実力ないし潜在能力自体はとんでもなく高いように思いますが、まあ身びいきですかね(笑。
潜在能力は高いと信じたい。あとはやる気の問題か。いったん落ちるところまで落ちないと覚醒してくれなさそうなのが気にかかる。
通りすがり2さん
笑ってくれてありがとう。通りすがり2さんも他の人を笑わせてほしい。我が国には笑顔が少なすぎる。
F4Phantomさん
お元気なようでなによりだ。若者がもっと元気になればいいのだが。
ところで地域振興券は全くと言っていいほど話題になっていない。日本でどのような報道をされているのかを教えてくれたら、一例として杭州の例を紹介しよう。
またたまに覗かせていただきます。
日本ではこういう報道があった。
日本の「定額給付金」に先回りして中国の地方政府が相次ぎ発行した「旅行券」「消費券」に、トラブルが続々と発生している。浙江省杭州市が中間居の観光客呼び込みを狙い、近接する上海市内で総額900万元(約1億3000万円)分の旅行券を配ろうとしたところ、午前5時前から行列ができ始め、昼前には数千人に膨れあがった。
予定を1時間早めて午後一時から配布を始めたものの、行列への割り込みや券の奪い合いなどで現場は大混乱に。ついに警官隊がやってきて民衆が解散させられる「事件」になった。
旅行券は40元(約580円)の支払いごとに10元分が割引に。「杭州まで行かないと使えない割引券に殺到するとは何事だ」と批判がネットに渦巻いた。
上海では江蘇省常州市の消費券配布でも市民が殺到して、騒ぎを恐れた常州市側が配布イベントを急速、取りやめる騒動もあった。
無料で差し上げます、といわれると居ても立ってもいられなくなるのが「上海人の金銭感覚」なのか。
上海の名門、復旦大学の陳建安教授は日本が小渕恵三政権時代に配布した「商品券(地域振興券)」を引き合いに出して、「旅行券など一時の″興奮剤″にすぎない」とバッサリ。「税金が使われる消費券が本当に納税者に恩恵を与えるものなのか」と疑問も呈した。まさか日本の定額給付金にも飛び火しなければいいんだけど。
記事コピペ終わり
この話題、実のところ日本に飛び火して欲しいと思っている。
面白い話を期待しております。
その報道の通りで、杭州の旅行券をもらおうとする人でごった返している様子がニュースでも流れた。ところが、実際にはほとんど効果がなかったらしい。
そして上海の博物館が曜日によっては入場料が半額になるサービスを打ち出すと、長い行列ができ、インタビューで「いくら使うとごとにいくら割引なんてまどろっこしい。半額とか無料の方がよっぽどまし」と答える人が何人もいた。
確かに上海のデパートその他では杭州の券よりもずっと大きな割引率が普通なので、杭州の券にお得感がないのだろう。
そもそも杭州なんて渋滞がひどく、さらに杭州人は交通ルールを守らないので、杭州なんかに行くよりも別の所に行った方がよほど楽しめる。
にょろさん、Glenさん
あまり更新されないと思うので、ごくたまにみてやってくだされ。
再開してますね。
これからも時々顔を覗かせていただきます。