アーノルド・シュワルツェネッガーはカリフォルニア州の州知事だが、彼は「元々アメリカ人じゃない」ので、アメリカ大統領にはなれない。ただし「元々アメリカ人じゃない」という言葉に、アメリカ人はオーストリア人より上だ、という意味はない。ただ単に「違う」というだけで、上下関係には言及していない。
これと同様に「元々日本人じゃない」という言葉に「日本人は中国人や韓国人より上だ」という意味は含まれない。
>それは、人を差別して自分より下だと決めつけることで自分の優越感を得るためです。
この結論を下すための前提となるのは「日本人>中国人」あるいは「日本人>韓国人」という考えなのだ。つまり、あなたこそが、中国人や韓国人を見下しているということだ。
反省をするというなら、今こそ反省するがよかろう。
そういえばこれと同じようなことがあったぞ、と検索すると、漢人は漢人がみつかった。
イデオロギーから離れた状況で、個々の人間を見れば、韓国人の方がよほど日本人に近い。
これは漢人(台湾系も含む)よりも、韓国人の方が日本人に近い、という意味だ。どちらが立派だとか、どちらが劣っているとかには全く関係がない。
ところが、これに対して
漢人より韓国人のほうがまし?
という、上のブログ主と同じような反応をした人がいた。この人の頭の中では、「日本人>漢人」かつ「日本人>韓国人」であり、韓国人の方が漢人より日本人に近いのなら、「日本人>韓国人>漢人」となってしまう、ということだ。
ここで平沼氏が蓮舫議員に放った言ってはならない一言に書いたコメントを引っ張る。
とんでもない勘違い
>蓮舫議員と同じような境遇を持つ、日本ハムファイターズのダルビッシュ・有投手は、小さいころ、イラン人の父親を持つゆえに友達から「お前は日本人じゃない」と差別されたことがきっかけで、「自分は日本人でありたい」と強く思ったそうです。
ひどい話だ。多様性を認めたくないブログ主のような人が、「お前は日本人じゃない」と差別する風潮を後押ししているのだ。
イラン人はイラン人として、中国人は中国人として、それらの文化を尊重しつつ対等に付き合うのではなく、「お前らも俺たちと同じ日本人になれ」と社会全体で圧力をかけるのは不健全だ。
排他的というのは、正にこのことなのだが、お節介じいさんやブログ主には理解出来ないのだろう。
「お前らも俺たちと同じ日本人になれ」というのは、「お前らの文化や言葉や歴史や習慣は捨て去れ」ということでもある。このような考えが、「皮膚の色も俺たちと同じようでなければいけない」とエスカレートするのは、そう難しいことではないだろう。
ふと思ったが、我が国に、たとえば「中国系日本人」という言葉が日常語として使われる日は来ないのかもしれない。
中国についてなにかを感じたら
そう、ここが今回の騒動の肝さ。
普通だったら平沼を叩く連中が出てくる。だが、今回は出てこない。
それは何故か?
みんな蓮舫君に愛想尽かしちゃってるって事。
彼女は、与えられた役目に舞い上がって与えられた台本通り、予算を申請してきた人を叩きまくって周囲からドン引きされちゃった。
予算を潰された人は、彼女に対して不快だと思うだろうし、周囲の人も彼女に荷担すると同様に酷い目に遭うと思った。結局、彼女の潰したコンピューター予算は、国民や関係者の反発を受けて復活したけどね。
楼主も他山の石として学ぶべき事例だ。
迂闊な言動は、他者からの忌避を招く。