2005年05月15日

上海への思い

上海は中国の最先端を行く都市だ。と書いて、街並みだけなら東京にも負けていない、と東京のど真ん中にビルを持つ日本のある企業の社長が驚いていたこと思い出した。

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 時間がたつのは本当に早い。上海へ向かう列車に乗るのはこれでもう三度目だ。はじめの二回は朦朧としていて上海という都市をみまわす余裕さえなかった。今回は上海の現代化をゆっくりかみしめるつもりだ。
 北京の古典芸術と違い、桂林の山水風景とも違い、上海は独特の雰囲気をもつ大都市だ。その象徴の東方明珠タワーが黄浦江の東岸に聳え立っている。鋼鉄のタワーの中間に二つの球形のオブジェクトがはめ込まれ、がっしりとした中にいくぶんの優美さをかもし出している。黄浦江の両岸は高層ビルで埋められ、どこからどのアングルで見回しても、鉄筋コンクリートでできた巨大な物体が、この自然に形成された黄浦江を囲んでいる。もし黄浦江がここから東に流れ海へと消えることを知らなければ、上海の内陸湖だと見間違うことだろう。
 上海は人口も多い、特に30歳以下の若者が多数を占める。これも上海のもう一つの特徴だ。当然のように、首都北京のゆったりとした雰囲気と異なり、どこかあわただしいイメージを作り出す。ラッシュアワーの上海は、人の海といってもいいだろう。まるで数十人が一平米の空間に押し詰められているようで、やせっぽっちは両側の人に押し付けられ宙に浮いてしまうかのようだ。上海の交通の要を務める地下鉄も、このときばかりは疲労困憊で、スピードが上がらず、次の駅にまでたどり着けないかのようだ。車両内の混沌とした空気が、心の中をかき乱す。もし周りの人が支えてくれなければ、その場で死んでしまうかもしれない。嗚呼、この大都市上海よ!
 清潔、というのが上海のもう一つの特徴だ。スーパーの革靴用のワックスが永遠に売れないのでは、と余計な心配をしてしまうほどだ。上海の道路は、少々大げさに言えば、チリ一つも落ちていない。清掃をしている人たちをこれまで一度も見かけたことがないのに、上海でチリやホコリが舞い上がるという風景にはついぞ出会ったことがない。まさか上海にはチリやホコリが存在しないというのか?私にはわからないが、上海人の環境保護意識の高さには驚くしかない。この環境の中では、清潔好きにならない方がおかしいだろう。
 これが私の中の上海のイメージだ。翻って田舎を思うと、恥じ入るばかりだ。私の町がいつになったら上海のようになれるのか。残念ながらそれは遠い未来のことだろう……

あえて何もいうまい。







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posted by 楼主 at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(1) | 上海
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