通りすがりさん
台湾は、大陸と違い、「日本鬼子」なんて、面と向かって言いませんからね。
実は我輩はある台湾人から、初対面の時にそれを面と向かって言われたことがある。決して冗談ではなく。
魚釣島に船でやってくる漢人は、香港人をベースに台湾人をミックスし、台湾から出発するというイメージが我輩にはある。かつて我が国が中華民国と国交を断絶し、中華人民共和国と国交を樹立した際に、日本に対する抗議デモに参加したという馬英九は香港出身のようで、我が国に対して早速いろいろと挑発的なことをやらかしている。
外省人と本省人は違うなどと言っている人が多いが、外省人は台湾の中では少数派なのだから、仮に外省人が全て馬英九に投票したとしても、馬英九は当選できないという事実に目を向けるべきだ。つまり馬英九に投票した本省人が多くいるのだ。
一方でこんなこともあった。台湾でお世話になったある老教師は元軍人で、外省人だったが、国民党と民進党が最も激しくやり合っていた時期に、ふと次のような話をしてくれたことがある。
「独立したほうが台湾人のためになるなら独立したっていいじゃないか。今のように台湾人同士で争っているのが一番良くないと気づかなくてはいけない。」
たまたま知り合った別の老人は、我輩が日本人だと知るや、うれしそうにたどたどしい日本語で話し始めた。本省人だと思うなかれ。なんと彼は満洲国で日本語を習った外省人だった。
通りすがりさんは台湾の現実をしっかりとらえているので心配ないが、多くの日本人が台湾人に過度に感情移入し、外省人が云々、本省人が云々と台湾人に踊らされているのを見るのは、言葉は悪いが滑稽だ。
中国に来ると、手のひらを返したように日本の悪口を言う台湾人が多いことも知っていて損はない。
さて、今回は馬英九に関するスレッドを紹介しよう。元スレは
ここだ。
「馬英九:絶対的権力は絶対的腐敗をもたらすので批判を歓迎する
台湾の馬英九大統領は14日に《私たちの希望の地図》という新書発表会の席で、次のように話した。公共政策は民意と知識に基づきますが、これらの民意と知識をいかにして政策としてまとめるかが、政府としての仕事ですので、みなさんから意見を集めたいと思っています。また絶対的権力は絶対的腐敗をもたらすので、皆さんに監視していただきたいと思います。私に投票したばかりに、批判の声を弱めてしまっては困ります。
中央社の報道によると、発行者である【赤耳】明義の掛け声のもと、ネット上でみんなに希望を書いてもらうプロジェクトが開始し、大統領選挙の前後三週間の間に、一万八千を超える希望が寄せられ、その中には二酸化炭素を減らしたい、路面が平らになってほしい、台湾に住んでいる人はみんな台湾人と認めてほしいなどの希望があり、これらの希望が《私たちの希望の地図》としてまとめられた。14日午前に行われた発表会で、【赤耳】明義が特別製本版の本書を馬英九に贈呈した。
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