poreporeさんやtomboさんに、本を買って読んでみることを勧められたのだが、数年前にアマゾンから2冊だったか3冊だったかを買っただけで上海の税関に留められ、うだうだと面倒なことになったのでそれ以来もう買っていない。我輩は頭が悪く、元々あまり本を読まないので困ることはないが。
ボクはジパングとか、かわぐちかいじさんのマンガが好きで結構読んでるんですがオモシロいですよ。ジパングはイージス艦が太平洋戦争中にタイムスリップして戦争に巻き込まれるって話なんですけどやっぱり自衛隊員たちは戦場における専守防衛の難しさを実感し、実際に米軍との戦闘で戦死しちゃう人もいるんですね。そのとき自衛隊員たちは自分はやっぱりなんのための戦死か、やっぱり意味をもとめています。
なるほど、それが人間として自然な感覚だと思う。自らの命を犠牲にして他人を守ろうとするのは、並大抵のことではできない。
「自衛隊を普段は軍隊として認めないが、いざとなったら命を賭して国を守らせる」というのは「自分の子供を私生児とみなして戸籍には載せないが、いざとなったらまっさきに犠牲にさせる」というのと同じようなものだ。これを評価するのにふさわしい形容詞が見つからないほどだが、それでも我が国では言論の自由が保障されているという実例なのだろう。
さて、気温が38度を超えた上海から、久々に中国の掲示板からスレッドを紹介しよう。今回の元スレは
ここだ。
「恥知らずの出稼ぎ農民がホワイトカラーである俺の隣に座ろうとしやがった!
今日マクドナルドで食事をしようとしたら、なんか勘違いしてる出稼ぎ農民がホワイトカラーである俺の隣に座ろうとしやがった!
今日は、天気も良く、やることもなかったから、市の中心地に行ってぶらぶらしてたんだ。
一人でゆったりとインターナショナルストリートを歩きながら、道の両側に並ぶブランド店、たとえばCK, Gucci, LV, Diorとかをウィンドーショッピングをして、淘宝(楼主注:中国最大のオンラインオークションサイト)で買ったCKのジーンズ、G-starのTシャツ、LVのバッグ、それから先週城隍廟で買ったヴァシュロン・コンスタンタンと上から下までのブランドを見るにつけ、気分の高まりを抑えきれず、周りを見回すとアディダスとかナイキとかYishionとかBalenoみたいなのを着てる奴らばかりで、さらに優越感に満たされ、俺みたいに品位があって、しかも優雅なホワイトカラーが、寧波みたいな地方都市に住んでいるなんてまったく残念でならない、フランスのパリとか、イタリアのミラノとか、ドイツのハンブルグとかに行って、世界のトレンドを引っ張っていくべきなんだよ…
一人で午後ずっと歩きまわり、いつの間にか暗くなってくると、腹もグーグー鳴り始めた、そっかもう晩飯だ。
急いで広場の中心にあるマクドナルドへと足を進めた、マクドナルドはアメリカで一番有名なレストランの一つで、世界中に店を構えているんだ、俺ほどにもなると外で食事ともなればもうマクドナルドに決まってて、俺みたいに品があって優雅な男にはマクドナルドのような高貴なレストランしかバランスが取れないんだよね、、心地いいI’m loving itという声を聞きながら、パリパリとしたフライドポテトを食べながら、故事会(楼主注:雑誌の名前)を読む、もうマクドナルドしか考えられないよね。
マクドナルドに入り、慣れた手つきでLVの財布から2008年後半用のマクドナルドの優待カードを出して、ビッグマックのセットを頼んだんだ。ちょうどそのとき、角の四人用の席が空いてたから、トレイをテーブルの上に置いた。それからトイレに行って手を洗ったんだけど、マクドナルドでは洗浄液とか、ジェットタオルとか完備されてて、さすが世界に名だたるマクドナルドって感じだよね。
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